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12月8日(土)に比治山公園御便殿広場にて,
・広島市
・SATOMACHI(街中の自然を生かす取り組みを行う広島市出身者たちのグループ)
の共催によるイベントが開かれました。
(引用:2018年12月2日付 中国新聞朝刊)
広島市において,2017年3月に「比治山公園『平和の丘』基本計画」が策定され,現在この計画に基づき
「国際平和文化都市として復興した広島の『今』を実感できる新たな拠点」として,
公園内の施設の再整備を段階的に進めていくとともに,
比治山公園のにぎわいづくりや魅力向上のための取組が進められています。
その取組の一環として,みんなであったまる時間を手づくりしながら冬の比治山公園を楽しむイベント
「あっ“たまる”比治山~スポGOMI&たき火Day Camp~」が8日に開催されました。
( 広島市ホームページ 比治山公園「平和の丘」基本計画の策定(平成29年3月) )
( SATOMACHIホームページ 「あっ“たまる”比治山 〜スポGOMI & たき火Day Camp〜 」 )
比治山公園のにぎわいづくりや魅力向上のための取組を行う広島市と,
「比治山を賑やかな場所にしたい」というグループの思いが一致したことで実現したこのイベントですが,
今後の比治山公園のあり方についてのヒントを得ることができたと感じさせるものでした。
午前中には「第1回 スポGOMI in 比治山」と題したゴミ拾いイベントがありました。
企業や団体が取り組む従来型のゴミ拾いとは異なり,「ゴミ拾いはスポーツだ!」を合言葉にして,
比治山公園の中で制限時間内にゴミを拾い,質と量をポイントで競い合う,環境への寄与も期待されるスポーツです。
午後からは「たき火Day Camp」というイベントが開催されました。
このイベントは,午前に行われたイベント「第1回 スポGOMI in 比治山」参加者が公園内で集めた葉や枝を用いて,
たき火を楽しみながらひと時を楽しもう,という内容のものです。
写真右に見えている,何箇所かの六角形状のベンチの中にたき火が配置されていました。
また,コーヒー・はちみつレモンといった飲み物も用意され,それも一緒に飲みながら語り合うといった感じです。
また終盤には,THE NORTH FACE商品部 森氏・段原おやじの会代表 妻木氏・SATOMACHI代表 和田氏による,
「アーバンアウトドア比治山の可能性」と題されたパネルディスカッションが開催され,比治山公園の未来について熱い議論が繰り広げられました。
上にあげたイベントの他,ワークショップも開催され,
奥に広がる広場では子供たちがたこあげ,コマ回し,竹とんぼなどといった昔遊びを体験していました。
このイベントを通して,比治山公園のポテンシャルを強く感じました。
今でこそ規模は小さなものですが,
こうしたマチびらきイベントを定期的に開催することで,季節のイベントを定着させることができるのではないかと思います。
まず,広場のスペースに依然余裕があることから,今後の規模拡大にも対応できます。
例えば,毎年2回市内中心部で開催されている「トランクマーケット」のように,
物販等といった要素も加わると,かなり集客できるようになるのではないでしょうか。
また,比治山公園の麓には「広島段原ショッピングセンター」が隣接しています。
工夫次第ではマチ全体を巻き込んだ催しも実現可能なのではないでしょうか。
広島駅至近でかつ,「路面電車」・「めいぷる〜ぷ」といった交通機関も隣接し,
さらには「広島段原ショッピングセンター」の駐車場といったポテンシャルを活用していくことで,
広域集客もしっかり見込むことができる場所だと思います。
放射能影響研究所の移転問題もありますが,そこの敷地と一体的に
現在の「旧広島市民球場跡地」のようにイベント広場として再整備することで,
FISEを例にとるような大型イベントを誘致できる体制を整えることもできるのではないでしょうか。
中心部にありながら緑と自然に囲まれた比治山公園を1つの核として,
これから周辺エリア一帯がより魅力を持ったマチになることを願っています。
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