広島駅南口ビル新設他工事 2021.02 – 駅ビル内に整備予定の広場デザインが決定!

松原町・的場町地区

2014年9月に,広島電鉄駅前大橋線が高架で駅構内へ直接乗り入れる方針が盛り込まれた

「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」が広島市により策定され,

およそ5年の長い期間にわたり駅ビルの建て替えを前提とした検討が進められてきましたが,

2019年3月,広島駅ビルの建て替え計画についての詳細が明らかとなりました。

 

広島駅の駅ビル「ASSE」を2020年春に閉館し,

2025年春ころの開業を目標に,20階建ての新しい駅ビルに建て替えられます。

広島駅ビルの建て替え計画:JR西日本(外部リンク)

新しい駅ビルには,現在の物販・飲食・駐車場に加え,新たにホテル・シネマコンプレックスといった機能が備えられる予定です。

また,広島電鉄が駅ビルの2階へ高架で直接乗り入れる形となり,シームレスな乗り換えが可能になることで,広島駅都心部回遊性向上が期待されています。

 

広島駅ビルの建て替えについて,2019年3月のプレスリリースが出された際に詳しくまとめています。

"広島駅が変わる!"「広島駅ビル」建て替え計画の詳細が明らかに!!完成イメージも! - 2019.03
今宵は宴じゃああああああああ!!!!!!( ^ o ^ )/ 2014年9月に,広島電鉄駅前大橋線が高架で駅構内へ直接乗り入れる方針が盛り込まれた 「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」が広島市により策定され...

 

このプロジェクトでは,駅ビル本体に約600億円の事業費が見込まれており,

またそれに付随する「広島駅南口広場の再整備」には400億円弱

さらに「広電駅前大橋線」の新設には100億円強もの金額が見込まれています。

 

先陣を切った広島駅改良工事の起工から10年近く経とうとしていますが,

今日に至るまで間隔を空けず駅のどこかで工事が行われています。

 

これから整備される予定のものだけでも総事業費1000億円を超え,

さらに先行して実施された広島駅橋上化工事既存部リニューアル

ショッピングセンター「ekie」の整備も考慮に入れると,

名実ともに広島においてこれまでにないビッグプロジェクトです。

 

さて,今回JR西日本など4社連名で以下のプレスリリースが出されました。

広島新駅ビルの広場デザイン決定:JR西日本(外部リンク)

 

プレスリリースによると,

現在進められている旧駅ビルの解体や新駅ビルの設計順調に進捗していることから,

3月からいよいよ新しい広島駅ビルの建設工事を起工するそうです。

 

広島駅ビルの整備イメージパース(案)

※画像引用:JR西日本

 

当初公開されていたイメージパースから,ディテールが大きく強化されました。

先般,広島駅南口広場の再整備にかかる費用が倍増したという報道がありましたが,

それの一因となったであろう,

ペデストリアンデッキにおける幅員変更屋根の設置なども反映されているようです。

 

また,パース右下の部分には,

南口駅前広場に設置されていた噴水モニュメント

「翔く未来に向けて」(通称:銀ケツ噴水)の姿もはっきりと確認できます。

 

新しい路面電車乗り場は大吹き抜けのシンボリックな空間に!!

 


2階広場のイメージパース(案)

※画像引用:JR西日本

 

以前に出されたプレスリリースで自由通路から2階広場を写したイメージパースは公開されていましたが,

今回新たに3階西側付近から広場を俯瞰したパースが示されました。

駅ビルの2階に設けられる広場は,ビル内へ直接路面電車が乗り入れる構造をとり,

言わば駅ビルの象徴をなす場所となります。

大きな採光面から差し込む光は広場に温もりを与えてくれそうです。

 

この空間は,市民はもちろん観光客の方々にも

広島の玄関口として強く印象付けられることでしょう。

 

個人的な感想ですが,一言すごいです。

大阪駅や京都駅などの構造にも吹き抜け大きな空間が取り入れられていますが,

それぞれが駅から連想されるイメージとしてしっかり機能していることからもとれるように,

それらをデザインすることが得意なJR西日本だからこそ作ることができるものだと思います。

 


路面電車乗り場のイメージパース(案)

※画像引用:JR西日本

 

以前のプレスリリースに示されているものと近い構図です。

 

洗練されたターミナルに乗り入れる広電の最新型低床車両「Green Mover APEX」

エネルギッシュなデザインが広場とマッチしていますね。先進的です。

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路面電車乗り場だけに留まらない!屋上には空中回廊が!

 

新しい駅ビルに設けられる「広場」は,2階部分だけに留まりません

 

今までのプレスリリースでは屋上部分の活用方法については触れられていませんでしたが,

7階〜9階部分を多層的に活用した屋上広場が設けられることがわかりました。

 

屋上広場のイメージパース(案)

※画像引用:JR西日本

 

駅前大橋線の直上には広島の河川に多くみられる

「雁木」をイメージしたという大階段が設けられ,

路面電車広島の街眺望できるようになるそうです。

 

展望施設の少ない広島ですが,都心のオアシスとして憩いの空間をもたらします

 

様々な店舗やイベントスペースが設けられ,

かつそれらが平面的に配置されるのではなく多層的に展開されることで,

飽きのこない魅力的な空間となることが期待されるのではないでしょうか?

 

今回の広場の空間デザインには,

広島と東京に事務所を構え,広島出身の谷尻誠吉田愛両氏が率いる建築事務所

「SUPPOSE DESIGN OFFICE」(サポーズデザインオフィス)

の監修が入っているそうです。

 

この事務所が世に送り出す斬新なアイデアにいつも驚かされています。

これは広島らしさの体現を全面的に期待しても良いかもしれません。

 

まとめ

 

これが本当に広島駅なの・・・? 

おしゃれすぎる・・・

めちゃくちゃカッコいい!

 

Twitterにこのような反応が相次いでツイートされています。

 

広場のデザインが公表され,私自身も新しい広島駅ビルの妄想がますます捗るようになりました。

この妄想が現実となるまで,あと4年です!

 

 

コメント

  1. いやはや素晴らしいの一言に付きますね!ワクワクが止まりません。かっこ良すぎですね。どれも非の付け所がありませんね。ただ、一つだけ気になったのが、道路をまたぐ広電の高架部分のフェンスが必要以上に高く見えることですね。庵んあに高くする必要があるのでしょうか?あれではせっかくの広電の車両が道路を走る地上からはほとんど見えないような気がします。それとその効果自体がコンクリートむき出しのように見えるので、できればレンガなどでおしゃれに美装化してほしいですね。まあ、それもこれも贅沢を言えばの話ですが。これでも十分素晴らしいと思います。本当に4年後が待ち遠しいです。

 


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