損保ジャパン日本興亜は,広島市中区紙屋町に所有し長らく使用されていなかった「損保ジャパン・東京建物広島ビル」の建て替えを進めています。
建て替えられる新しいビルの名称は「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」となる予定です。
完成イメージ
(出典:広島市 PDFファイル)
損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル
【建物概要】
着工 | 2017年11月1日 |
竣工 | 2020年3月(予定) |
建設主 | 損保ジャパン日本興亜株式会社 |
設計 | 株式会社三菱地所設計 |
施工 | 損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル新築工事共同企業体 (大成建設・増岡組・砂原組JV) |
階数 | 地上13階・地下1階 |
高さ | 54.24m |
敷地面積 | 1,238.77 m² |
延床面積 | 約13,038.55 m² |
容積率 | 約1,053% |
近ごろの広島市中心部は,容積率(敷地面積に対する延床面積)が1,000%を超える建物の計画が増えてきています。
マチの厚みがどんどん増しますね。
8月21日における現地の状況をお伝えします。
地下部分の構築が終わり,いよいよ地上部の躯体工事が始まりました。
東側には広島電鉄と三井不動産が共同で開発した「広島トランヴェールビルディング」が所在しています。
中間部にある「広島日興ビル」は,ほぼ同じ高さとなる2本のビルに挟まれる格好になります。
私が取材した地点では3階部分の構築が始まったタイミングでしたが,他のブログによると現在は5階の一部分の躯体が構築されているようです。
鉄骨造はやはりあっという間に進みますね。
向きを変えて見上げてみます。
広島市におけるCBDは,これからも変化を遂げていきます。
「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」は,来年3月に竣工を迎える予定です。
コメント