広島二葉の里プロジェクトは,二葉の里土地区画整理事業で国が入札にかけた国有地のうち,
「大和ハウス工業,広島テレビ放送,エネルギア・コミュニケーションズ」
の3社が,62億3000万円で共同落札した「二葉の里5街区」にて行われています。
このうち,2016年07月にエネルギア・コミュニケーションズの「EneWings広島データセンター」が,
2018年03月には広島テレビの新社屋「広テレビル」が完成し,
残す開発は大和ハウス工業による「GRANODE広島」(2019年04月完成予定)のみとなりました。
「GRANODE広島」 完成予想図
(画像引用:大和ハウスグループ 第5次中期経営計画)
さて,今月12日に,大和ハウス工業からプレスリリースが出され,
ビル名称が「GRANODE広島」となることが正式に決定しました!
また,2019年4月とされていた開業予定ですが,
2019年4月1日に開業することも同時に発表されました。
「GRANODE広島」
【建物概要】
着工 | 2016年10月1日 |
竣工 | 2019年3月末予定 |
建設主 | 大和ハウス工業株式会社 |
施工 | 株式会社フジタ |
階数 | 地上20階・地下2階 |
高さ | 90.750m |
敷地面積 | 6,339.23㎡ |
延床面積 | 49,709.62㎡ |
容積率 | 約784% |
フロア構成は以下の通りです。
①商業施設(1 ~ 2F):
認可保育園や英会話教室,コンビニエンスストアなど16テナントが出店します。
②オフィスフロア(3 ~ 11F):
1フロア面積・総面積ともに中国・四国地方最大のオフィスフロアです。
③ホテル(13 ~ 20F):
「ダイワロイネットホテル広島駅前」(客室数197室)が入居します。
全室バス・トイレ別,客室面積は20㎡以上です。最上階には「野の葡萄」が出店します。
また,ビル名称「GRANODE」の由来ですが,
建物のイメージを連想させるグランド(Grand)と,
アクティビティの中心となることを意図したノード(Node)
を組み合わせた造語であることが明らかにされました。
シンボルマークは,
「様々な道が連なり結ばれる様を直感的に表現し,
かつ当地を超えてつながっていく地域のアクティビティの発展性」
をイメージして構成されています。
また,広島を皮切りに「GRANODE」ブランドの複合施設を全国展開していくそうです!
また,先に竣工した広島テレビ新社屋「広テレビル」と,「GRANODE広島」の間に,
公開空地として「(仮称)二葉の里通り」が設けられます。
この広場は,
長さ約100m,幅約20m
の構成となっています。
広島テレビの主催するイベントや中継,収録などを行われ,賑わいを創出する想定がなされています。
なお,現在広島テレビのホームページにおいて「(仮称)二葉の里通り」の愛称募集が行われています。
応募期限は2月17日ですが,是非応募されてみてはどうでしょうか。
また「GRANODE広島」の北側には車寄せが設けられ,
関東・関西方面の高速バス発着場が整備されることになっています。
新しいバス発着場は,4月11日から使用開始されるそうです。
画像出典:WILLER
また,11 ~ 20Fには,ダイワロイヤルが「ダイワロイネットホテル広島駅前」を開業させます。
こちらは2019年4月13日の開業予定です。
広島市においては,中区国泰寺の「ダイワロイネットホテル広島」に続いて2軒目となります。
ホテルのイメージを何枚かスライドショーにまとめました。
(画像出典:ダイワロイヤル)
既にホテルHP・各旅行サイトにおいて予約受付が始まっています。
ここまで非常に長かったですが,
いよいよ竣工までのカウントダウンが見えてきました。
「GRANODE広島」は,
2019年3月にエキキタの新しいランドマークとして竣工を迎えます。
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